英語専修コース
英語専修コース

英語の実力アップから各種試験まで!

 私はかつて我武者羅に英検1級をめざした時期がありました。
過去問題などを解いては解答と照らし合わせて解説を読むと言った具合にです。
結果はいつも1次すら通らず、やがて性根つきてあきらめてしまいました。
それが約30年以上も前のことでした。

 資格試験に飽き飽きした私は、心機一転、通訳の勉強をはじめました。
1年間通訳技法による訓練と現場の実践を繰り返し、多くの”技“を習得するにいたりました。
その後ふと思い出したように1級に再挑戦するとなんと合格点をはるかに上回って1次を通過しました。
そして面接も緊張はしたものの、喋り捲りの3分間で見事合格し、結果優良賞まで頂くことができました。

 その後、帰国子女ではなく日本でたたき上げの学習方法を伝えたいとの趣旨で、英検協会刊の英検タイムズ誌に私のインタヴューが掲載されました。

 急がば回れ、とはよく言ったものです。私には単語帳を広げて問題を解くだけの古典的な受験勉強方式はあまり役に立ちませんでした。原稿を読んだら音読し、訳しては日本語で骨子を書く。そして書いたものをまた英語に訳す。ニュースを聴いては反復し、訳しては骨子を取る。通訳の練習は日々その繰り返しでした。そしてその時身につけた英語力は受験勉強のように上辺だけのものではなく、揺るがぬ語学力へと発展しました。その過程で語彙もどんどん膨らんでいきました。
 
 こうした経験を多くの方にお伝えしたく平成17年1月より、英語専修コースを開設致しました。各種資格を目指す方、またそうでない方を問わずに参加していただけます。、社会一般から科学、政治、医療など多岐に渡る分野を広く網羅し、日常会話以上の知的レベルで”聞く、話す”の2大技能を練習します。毎回通訳/翻訳技法を取り入れた独自の構成で授業を行っております。きっと今までになかった学習効果を実感していただけるはずです。

レッスン内容のご紹介 <技能別訓練法>


■Shadowing
聞いた英文を影のように追いながら反復する練習です。最新の国内外のニュースを聞きシャドーイングをします。

Listening
アメリカやイギrリスのテレビ局が配信している最近のニュースを使用します。通訳技法を取り入れ、記憶保持や有効的なメモの取り方を練習します。
ニュースの構成を理解し、アウトラインを重視した聞き取り練習です。詳細に気を取られすぎることなくニュースの骨子や発信者の意図に至るまで理解してゆきます。
オリジナルのワークシートが皆さんを最短距離で理解へと導きます。
これによって誤差の少ない聴解力と、論理的かつ効率的なマインドセットを構築します。

Speaking
Listening で理解した同様と関連のトピックでの作業でペア/クラスディスカッションをして頂きます。